林 由美

プロフィール
木造建築、鉄骨造、RC造を経験し、建築デザインの仕事を通して、みんなが笑顔になれる空間を作っていきたいと思っています♫
林由美のミラノサローネ・フオーリバスツアー2019
2019.04.11、14:20のエールフランス航空でミラノに向かいます。海外旅行、インバウンドの伸び!こんなにも手続きに時間がかかるとは思ってもみなかった!
①トランクを預けようと思ったら、なんとトランクのカギを忘れた!!顔面蒼白!受付で荷物を預かってもらって、鍵を取りに家に戻っていいですか?と聞くと、荷物も預けられないそう。がーん!!はっ!って思い着いたのが南京錠。空港で買えることを確認し、一安心。そしてトランクを無事預けられました。
まだまだありますが、ゲートオープンしたので後ほど。
では、行って来ます♫
そして、意気揚々とパリ経由のシャルルドゴール空港に到着し、ミラノ行きのゲートをチェックイン!ところが自動ドアが開くとバスが待ってるではありませんか。えっ!バス乗るの?と思い、たずねると、乗りなさいと言われ、ぎゅうぎゅうのバスに乗り出発。えー!どこに連れて行かれちゃうの?やっぱり一人旅は恐い!って思っているのも束の間、一回り小さな飛行機に階段を登って乗り込みました。
約1時間半でミラノ到着。現地は夜中の11時です。先にミラノに来た方には、話しかけてくる人は注意と言われたけど、トランクがどこから出て来るのか分からない。オロオロしているとダンディなおじさまが来いと手を振っている。
恐る恐る近くととても親切に教えて頂き、まさに神対応でした。
無事、トランクを受け取れました!そして電車があることは事前に調べていましたが、切符の買い方が分からない。他の人に聞くも、周りの人も分からず、みんなでオロオロ。アジア系の容貌の若者がいたので、日本人ですか?と聞くと、英語ペラペラの現地の人でした。
彼は切符の買い方を教えてくれ、学生だと言う。調子に乗った私は、ミラノ中央駅まで行きたいと言うと一緒に行けるからと言われたような気がして、一本早い電車に乗った。それが失敗。良く話しを聞くと終点まで行ってメトロで乗り換えられると言う。それって遠回りなんじゃ??一人でネットで調べ乗り換えることを発見。そして途中で降りたけど、あまりにも無人駅で違っていたら、タクシーも来なそう。恐くなって、彼とは違う車両に乗り直した。結局、終点まで行ったけど、メトロは閉まっていて、小雨の降る中、タクシーを捕まえることに。大きい道路に出ても空いているタクシーはない。そういえばと、駅を出たところでタクシー乗り場って書いてあった看板を思い出し、そちらの方向を向かうと並んでる人がたくさんいた。そして、中々タクシーが来ない。現地の人は電話で呼んでいる。私もタクシーを呼んで欲しいとお願いしたら、タクシーはここで待っていれば来ると言われ、最後に1人ぽつんと取り残される。恐くなって、先にミラノに来てる方に電話を掛けると折り返しくれて、タクシー乗り場で待ってれば大丈夫と言われ一安心。しばらくすると年配の運転手の方が現金のみの支払いだと言われたので、どのくらい料金しますか?とたずねると€15くらいかなぁと言われ、換金した現金€100を持っていたので乗れることに。実際には最短ルートで行ってくれ€13だった。この方の神対応にも感謝します。
色々ありましたが、たくさんの方に助けられて、無事、ミラノのホテルに到着しました♫やっぱり1人では生きていけない。そして、人任せではなく、強い信念を持とうと思った体験でした。
愛いっぱいのみなさんに感謝です♡
【安藤忠雄とアルマーニ展】
ここまでするの!!っていうくらいすごい作品が展示されていました。きっとこれもほんの一部のでたくさんの努力の結晶なのでしょうね。改めて、プロフェッショナルの世界の偉大さに感動しました。
ボスコ・ウェルティカーレはイタリア語で垂直の森。私はすごく植物が好きなんです。そんな私にちかちゃんが教えてくれたのがミラノにあるこの集合住宅。実際に近くまで行ってみると生き生きと成長している植物の生命力にパワーをもらいました。私もこんな住宅に住んでみたい!
設計者である建築家のステファノ・ボエリ氏は、いつも樹木のことで頭がいっぱいだそうです。2棟の高さは80mと120mで、約2万本の樹木や低木が育っているとのこと。そして、年間30tの二酸化炭素を吸収し、19tの酸素を生み出しているそう。人の心だけでなく、地球環境も優しい建物を全世界に広めることを私もしていきたいと強く思いました♡
ミラノデザインウィーク出展ブランド!
【LOUIS VUITTON】
美しい色彩と持ち運び可能なことも想定してからの創作物。椅子も大きなものは分解出来て、設置場所で組み立て完了しますのこの他にもたくさんの家具があり、感動しました♫この世界感は必見です。
【サンワカンパニー】
サンワカンパニーとカリモクのコラボレーションのキッチンや海外のみで販売しているデザインキッチン、移動式キッチンなど新しいサンワカンパニーと出会えました
。一緒に見学に行ってくれたお2人のおかげで色々な説明もスタッフの方に聞かせてもらい、勉強になりました♫
ミラノサローネ出展ブランド!
【ミノッティ】
写真では表現しきれない、座り心地の良さがありました。VIPスペースを案内され緊張してしまい、上手く写真が撮れませんでした。こちらはロドルフォ・ドルトーニ氏とnendoの佐藤オオキ氏によるデザインです。2人のコラボレーションが素晴らしかったです♡
【TONON】
シンプルな椅子なのですが、どれも全て座り心地ちがいいのです。アウトドア家具もあり、丁度いい大きさなのでマンションのバルコニーでもガーデンを楽しみながらお茶が出来そう♫
【アルフレックス】
先生に教えてもらったのですが、今回の展示は本家イタリアのアルフレックスのものでした。日本のアルフレックスはライセンス契約をしていて、日本オリジナルの家具もあるそうです。日本のアルフレックスはモダンデザインで、私の好きな家具の一つです♡本家アルフレックスも優しい色使いで温かみを感じました♫